飾りレースのこと

リノテキスタイルではフランスリネンに飾りレースを付けたスタイルをご紹介しております。

飾りレースとは、お洋服の衿や袖などに飾りつけされている、あの繊細でかわいいレース(フリルレース・リボンレース・テープレースなど)のことです。

フレンチリネン(リノフレンチ)と出会った時にこのリネンをさらに引き立たせる何かがほしいと考えました。とても素朴なフレンチリネン。

そんなころフランスのアンティークレースに目がとまりました。

とてもかわいいこの子とフレンチリネンを合わせたら・・・と思い、さっそく集めることに。

飾りレースとはいえ探し始めるといろいろな素材や色・形があることがわかりました。

それらの一部を植物の染料(藍あい・茜あかね・五倍石ごばいし・柿渋など・・・)を使って色付けしてみたりしました。
いろいろ試した結果、自然そのままの色に落ち着きました。

飾りレースの色は、麻本来の自然な色をそのまま使うことで、フレンチリネンの素朴さに女性らしいエレガントなエッセンスを加えたスタイルカーテンにたどり着くことが出来ました。

飾りレースのこと

ボビンレースとは、ドイツやイタリアの村で生まれた手芸品がその始まりです。

組みひもの技法を応用し、多数のボビンに巻かれた糸を交差させながら作り上げます。

日本には昭和の初めごろドイツから機械が輸入されました。

ボビンに巻かれた糸を組み物機によって撚り合わせながら、粗めの模様で織りあがっていきます。
シルク(絹)・リネン(麻)・コットン(綿)などの天然繊維や、ポリエステル(化学繊維)・レーヨン(再生繊維)などで織ることができます。

リノテキスタイルでは糸の素材は麻(亜麻)&レーヨンの混紡糸を使った飾りレースを使っております。
天然素材の麻糸としなやかなレーヨン糸で編み上げられた飾りレースは一度「水通し」してから縫い付けております。
麻糸はそのままの生成り糸を使っております。

自然そのままの色だからこそ、作るたびに多少の色の違いが出ることはご理解ください。

本物だからこそ同じ色には仕上がらないのです。

 

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